人は嘘をつくと目が泳ぐ

人は嘘をつくと目が泳ぐ。インタビューを見ていると、とかく嘘をつく人は必ず不思議なくらい目が泳いでいる。

体は正直なもので正直に反応するものらしい。しかしボケが高じるとそれすらしないようになるらしい、これを恥知らずともいう。

 

こんな者もいました

保護観察中の50代の男、訳あって当社の不動産部門の空き家の片付けをさせていました、仕事は真面目そうで一部を任せていましたが、実は曲者でこれは彼の作戦で、信用させて相手を裏切る一流の方法でした、会社の商品約200万円を持ち逃げ、さらに車までも持ち去り、盗難届を出したところ競輪場の駐車場で逮捕、夜中の1時ころ連絡がありましたので、どうしますかとの問いに、ぶち込んでくれと返事し、その場で逮捕、その後再犯の為刑務所行きとなりました、その後彼は再犯があり、当分国営ホテル行です、その時思ったのは「人は必ず同じことを繰り返すもの」、犯罪にも得意があって詐欺は詐欺専門、恐喝は恐喝専門、傷害は傷害専門でその道のプロで他の事件は全くしないそうです。

だから事件の際は前科者を調べた方が逮捕の効率が良いそうです。

詐欺師は紳士面をしてきますので、ついうっかりと信じるとこうした目にあいます、社会勉強のつもりならば一度騙されたつもりで経験すると、その話のうまさには感服します。

 

金さえ出せば幸せになるような詐欺が横行しています、どんなに努力しても人知は知れたもの、誰にでも不幸は必ず来ます、人生はそんなもの、だから生まれ出るときには必ず泣いて生まれてくるのです、これはそのつらさが為固めに泣いてくるそうで、すべからく人は苦労から避け切らないという証左でもあります。